飽和脂肪と炭水化物の秘密とは？

飽和脂肪と炭水化物の関係についてアメリカで発表になりました。その秘密とは何でしょうか。

1. 飽和脂肪より炭水化物が

飽和脂肪は、心臓病など循環器系に与える影響が問題
と言われてきましたが、そうではないようですね。

飽和脂肪はいわゆるアブラですね。
肉などに含まれる脂肪分です。

脂肪の摂り過ぎは血管内の環境を悪化させるとして
いままでいろいろ言われてきましたが
それよりも炭水化物の方が影響がある、という論文がアメリカで発表になりました。

炭水化物を多く摂ると、血中内の脂肪酸の量が増えるということみたいです。
逆に脂肪の多い食事を摂ったからといって、必ずしも血中脂肪酸濃度が上昇するわけではないんですね。

2. 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸

よく「不飽和脂肪酸」という言葉を聞きます。

これは、いわゆる血液をサラサラにするアブラということです。
DHAであるとかEPAは魚に多く含まれていて
このアブラは体には悪くない、ということが以前から言われてきました。

魚の脂肪分はいい、ということで
不飽和脂肪酸は積極的に摂られてきました。

でも、一般的な肉類などの脂肪分である飽和脂肪については
摂りすぎは病気の原因になるとして嫌われていたんですね。

ところが今回の科学誌「プロスワン」の研究論文では
飽和脂肪は悪くない、ということが言われています。


続きは「3. 結局は炭水化物減量か？」へ

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3. 結局は炭水化物減量か？

ということはやはり、炭水化物抜きダイエットとか
炭水化物減量によるダイエットが体にいいのでしょうか。

実は炭水化物の問題はもう10年以上も前から研究されてきましたが
ここ数年の間に話題になっていますよね。

確かに炭水化物を全部カットすると痩せます。
これは間違いありません。私も実施しました。

しかしながら、食事が楽しくなくなるんですよね。

白いご飯も、パンも、麺類もＮＧ。
ご飯の変わりにキャベツであるとか、豆腐であるとか。

まず、１週間で飽きてきます。
苦しいんですね。

でも続けていると体重が減ってくるのは実感しました。

しかしながら、とうとう我慢を解除して白いご飯を食べ始めたとたん、
恐ろしいリバウンドがやってきます。

やはり我慢は苦痛ですし、続かないんですね。
ですのでオススメは、炭水化物の減量ではないかと思います。

白いご飯は食べてもいい。
しかし今までの半分程度にするなど工夫します。
以前の記事のように、白いごはんにエノキを混ぜてもいいかもしれません。

そうすると、ご飯を食べられる喜びをなくさないまま、野菜を増やし、
おかずを多く食べて気持ちよくダイエットができるんですね。

是非お試しください。

関連記事

「炭水化物ダイエットとエノキが話題に」
http://bravery.blog.so-net.ne.jp/2014-11-06

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タグ：飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 飽和脂肪 炭水化物