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31か国をサイバー攻撃するマルウェア(ウィルス)を発見?ロシアの研究所が発表 [ニュース]

ロシアのコンピューターセキュリティー大手カスペルスキー・ラボが10日、31か国の政府や企業を攻撃し続けたマルウェア(悪意あるソフト)を発見したことを発表しました。

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1. 2007年から7年間に渡り

発表された文書による「ザ・マスク」あるいは「カレート」として知られているマルウェアは、少なくとも2007年から先月まで使用されていたとのことです。

このマルウェア非常に高度で、Androidやi-Phoneなどの携帯電話端末にも感染するバージョンもあるとのことです。

マルウェアのターゲットとしては、政府機関や基幹企業そのた重要企業などで、感染すると壊滅的な被害を受けるそうです。

つまり、ほぼすべての情報が取り出されてしまうということなんですね。

感染したコンピュータからは、通信記録や、キーボードで入力した内容すべてが、離れたコンピューターに送られてしまうそうです。

本当に恐ろしいですね。


2. マルウェアとは?

そもそもマルウェアとは何でしょうか。

コンピュータウィルスのようですが、ウィルスとは何が違うのでしょうか。

実際には同種の言葉として「ウィルス」、「ワーム」、「スパイウェア」、「トロイ」、「マルウェア」などがあります。

厳密に区別できない部分もありますが、共通して言えることは、「コンピュータを使って悪さをする」ということです。

ごくごく簡単に言うとすると次のようになるかと思います。

ウィルス ・・・ 伝染力のある破壊プログラム。データやメモリに住み着く。別のコンピュータに感染。

ワーム ・・・ 自己増殖する破壊プログラム。データと無関係に単独で増殖していく。別PCにも感染。

スパイウェア ・・・ データや情報を抜き取るが破壊行為はしない。海外ソフトなど経由で侵入することが多い。

トロイ ・・・ パソコンに裏口が仕掛けられ、外から操作可能になる。

マルウェア ・・・ 悪質なソフト全般を表す意味で作られた言葉。上記をひっくるめて言うことが多い。


続きは「3. 誰が作ったのか?」へ



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3. 誰が作ったのか?

少なくともこのマルウェアは、一般的なサイバー犯罪では見られない程、技術力が高いとのことです。

個人レベルや小規模な団体での攻撃というのは、考えられないんですね。

そうなると国レベル政府レベルの組織が関与している可能性が非常に高いです。

調べによるとこのマルウェアの製作者はスペイン語を話すと推測されています。

ここ最近のサイバー攻撃は、大半は中国語のコメントが多かったようですが、これはスペイン語だそうですね。

スペイン語が使われるのは非常に稀なんだとか。

とにかく、被害が31か国に渡っているということが確認されていて、特に南米諸国や南ヨーロッパ、そして中東、米国も感染しているとのことです。

早く問題解決に至るといいですね。


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