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和菓子からカルキ臭(ジクロロフェノール) 敷島製パンが商品回収 [ニュース]

「なごやん」などの和菓子からカルキ臭のあるジクロロフェノールが検出されたとのことで。敷島製パンが44万5千個の商品を回収すると発表がありました。

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1. 和菓子からカルキ臭

敷島製パンによると、回収対象となるのは昨年末に愛知県の刈谷工場で生産された名古屋銘菓「なごやん」など17品目とのことです。

アメリカから輸入された、白あんの原料となるインゲン豆から微量のジクロロフェノールが検出されたようです。

回収対象となるのは賞味期限が2月6日~13日と表示されたもので、なごやんの他にもあるということです。

「和菓子からカルキ臭、44万5千個回収 敷島製パン」 Yahooニュース(朝日新聞デジタル)より
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140107-00000029-asahi-soci


2. ジクロロフェノールとは

ジクロロフェノールとは、正式には「2,4-ジクロロフェノール」といって、示性式Cl2C6H3(OH)で示されるフェノール化合物だそうです。

化学式は難しくてよくわかりませんが、水道水に使われる「塩素のようなもの」でしょう。

水道水のいわゆる「カルキ臭」は、殺菌のための塩素ということですが、プールなどでも強く臭いを感じますよね。あまり吸い込むと呼吸が苦しくなったりします。

殺菌ということからわかるように、ジクロロフェノールは、主に殺虫剤や除草剤などに使われる物質なんだそうです。水道水やプールの水のようなカルキ臭があるとのことです。

濃度にもよるでしょうが、もちろん人体には有害性があり、皮膚などにつくと、かぶれたり、水ぶくれになってしまうそうです。

「2,4-ジクロロフェノール」Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/2,4-%E3%82%B8%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%AB


続きは「3. 敷島製パンと今後の対応」へ



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3. 敷島製パンと今後の対応

敷島製パンは、「Pasco(パスコ)」のブランド名でおなじみの製パン会社です。

Pascoというのは、「Pan Shikishima Company」「パン 敷島 カンパニー」の頭文字をとったものなんだそうですね。

以前はPascoのブランド名は東日本だけだったそうです。関西では「シキシマ」で表記されていたとか。

戦前からある古い会社なんだそうです。

Pascoといえばあの大ヒット商品「超熟」の食パンを思い浮かべます。もう10何年以上前でしたか、当時衝撃的でしたね。他社とくらべると非常にやわらかくて味の深みというかコクがあったので、一時期ハマった記憶があります。

製パン会社ですから8割近くはパンを製造しているそうですが、残りの2割ぐらいはお菓子も製造しているとか。その中で今回は名古屋銘菓となっている「なごやん」で問題が起きてしまったということですね。

回収の対象となる「なごやん」の場合、上にも書きましたが賞味期限が2月6日~13日と表示された商品です。いま現在、店頭に並んでいる商品は、異なる原料を使っているので問題はないそうです。

敷島製パン社は「年末年始の帰省の土産で買った消費者も多いと思われ、速やかに連絡してほしい」と呼びかけているとのことです。

連絡先はお客さま相談室 0120-084-835 です。 一刻も早く回収されて解決するといいですね。

「Pasco」公式ホームページ
http://www.pasconet.co.jp/



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