大滝詠一さん解離性動脈瘤で死去 日本の音楽界の星が... [ニュース]
ミュージシャンの大滝詠一さんが30日、解離性動脈瘤のため亡くなりました。65歳という若さでの死は、2013年の最後の悲しい出来事として世の中に衝撃を与えています。
1. 大滝詠一さん
歌手で音楽プロデューサーの大滝詠一さんは岩手県出身。昭和40年代に細野晴臣さんや松本隆さんらとのバンド「はっぴいえんど」で日本のロック界の先駆者として活躍されました。
1973年の「はっぴいえんど」解散後は自身のレーベルを創設し活動を続け、また、山下達郎さんや大貫妙子さんらのバンド「シュガーベイブ」をプロデュースしたことでも話題を集めました。
作曲家としても多くのアーティストに楽曲を提供しています。
森進一さんの「冬のリヴィエラ」や松田聖子さんの「風立ちぬ」、小林旭さんの「熱き心に」などの名曲は大ヒットし、心に深く刻まれる独特のサウンドとして非常に印象深いですね。
そしてご自身でも歌手として、「君は天然色」、ドラマ主題歌にもなった1997年の「幸せな結末」などが大ヒットしたりと、何年も前のことですが記憶に新しいです。
1980年代の期間限定ユニット「ナイアガラ・トライアングル」も印象深かったですね。
佐野元春さん、杉真理さんとのアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』は衝撃的でした。
「大滝詠一」 Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%80%A7%E8%A9%A0%E4%B8%80
2. 解離性動脈瘤とは
解離性動脈瘤は、大動脈という心臓から出ている太い血管の内側の壁に隙間や亀裂ができてしまい、その裂け目に血液が流入して動脈瘤(どうみゃくりゅう)という「こぶ」ができてしまう病気です。
原因としては先天的な理由もありますが、後天的に食べ物や喫煙・飲酒などのストレスによる動脈硬化や血管の炎症により、血管の壁がもろくなることで起きると言われますがはっきりとした原因は解っていないようです。
動脈のどこに亀裂が起きるか、またその亀裂とコブの程度により、状態はさまざまですが、何らかのきっかけにより血管が破裂してしまうと死に至ると言われています。
大滝詠一さんの場合は「りんごを食べているときにのどに詰まらせた」と報道されましたが、それがきっかけとなって血管が破裂したのかどうかは不明です。病院に搬送されたときには心肺停止状態だったそうです。
「解離性大動脈瘤(急性大動脈解離)」
http://kotobank.jp/word/%E8%A7%A3%E9%9B%A2%E6%80%A7%E5%A4%A7%E5%8B%95%E8%84%88%E7%98%A4%EF%BC%88%E6%80%A5%E6%80%A7%E5%A4%A7%E5%8B%95%E8%84%88%E8%A7%A3%E9%9B%A2%EF%BC%89
3. 日本の音楽界への影響
大滝詠一さんが亡くなったことで、佐野元春さんは「日本の音楽界はひとつの大きな星を失った。でもその星は空に昇って、ちょうど北極星にように僕らを照らす存在となった。大滝さん、ありがとう。ご冥福をお祈りいたします」とコメントを残しました。
歌手の森進一さんも「1982年に作曲していただいた『冬のリヴィエラ』は、いまも私にとって大きな宝物のような一曲です。31日夜の番組(民放で放送)でも、大滝さんの元に届きますよう、心を込めて歌わせていただきます。いまは心よりご冥福をお祈りいたします」と話されました。
大滝詠一さんが作り出す曲調は、私の個人的な意見ですが、何というか浜辺のゆったりとした穏やかな雰囲気と波の音、まぶしい日差し、心地よい空間、そのようなものが一度に広がってくるような印象があります。
時代を超えた「洗練されたメロディー」と表現される時期もありました。非常に温かく、癒される曲調だと思います。
ドラマの主題歌にもなった「幸せな結末」は本当に名曲ですね。
そんな大滝さんにはもっともっと音楽を制作していって欲しかったのですが、非常に残念です。ご冥福をお祈りいたします。
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1. 大滝詠一さん
歌手で音楽プロデューサーの大滝詠一さんは岩手県出身。昭和40年代に細野晴臣さんや松本隆さんらとのバンド「はっぴいえんど」で日本のロック界の先駆者として活躍されました。
1973年の「はっぴいえんど」解散後は自身のレーベルを創設し活動を続け、また、山下達郎さんや大貫妙子さんらのバンド「シュガーベイブ」をプロデュースしたことでも話題を集めました。
作曲家としても多くのアーティストに楽曲を提供しています。
森進一さんの「冬のリヴィエラ」や松田聖子さんの「風立ちぬ」、小林旭さんの「熱き心に」などの名曲は大ヒットし、心に深く刻まれる独特のサウンドとして非常に印象深いですね。
そしてご自身でも歌手として、「君は天然色」、ドラマ主題歌にもなった1997年の「幸せな結末」などが大ヒットしたりと、何年も前のことですが記憶に新しいです。
1980年代の期間限定ユニット「ナイアガラ・トライアングル」も印象深かったですね。
佐野元春さん、杉真理さんとのアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』は衝撃的でした。
「大滝詠一」 Wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%80%A7%E8%A9%A0%E4%B8%80
2. 解離性動脈瘤とは
解離性動脈瘤は、大動脈という心臓から出ている太い血管の内側の壁に隙間や亀裂ができてしまい、その裂け目に血液が流入して動脈瘤(どうみゃくりゅう)という「こぶ」ができてしまう病気です。
原因としては先天的な理由もありますが、後天的に食べ物や喫煙・飲酒などのストレスによる動脈硬化や血管の炎症により、血管の壁がもろくなることで起きると言われますがはっきりとした原因は解っていないようです。
動脈のどこに亀裂が起きるか、またその亀裂とコブの程度により、状態はさまざまですが、何らかのきっかけにより血管が破裂してしまうと死に至ると言われています。
大滝詠一さんの場合は「りんごを食べているときにのどに詰まらせた」と報道されましたが、それがきっかけとなって血管が破裂したのかどうかは不明です。病院に搬送されたときには心肺停止状態だったそうです。
「解離性大動脈瘤(急性大動脈解離)」
http://kotobank.jp/word/%E8%A7%A3%E9%9B%A2%E6%80%A7%E5%A4%A7%E5%8B%95%E8%84%88%E7%98%A4%EF%BC%88%E6%80%A5%E6%80%A7%E5%A4%A7%E5%8B%95%E8%84%88%E8%A7%A3%E9%9B%A2%EF%BC%89
3. 日本の音楽界への影響
大滝詠一さんが亡くなったことで、佐野元春さんは「日本の音楽界はひとつの大きな星を失った。でもその星は空に昇って、ちょうど北極星にように僕らを照らす存在となった。大滝さん、ありがとう。ご冥福をお祈りいたします」とコメントを残しました。
歌手の森進一さんも「1982年に作曲していただいた『冬のリヴィエラ』は、いまも私にとって大きな宝物のような一曲です。31日夜の番組(民放で放送)でも、大滝さんの元に届きますよう、心を込めて歌わせていただきます。いまは心よりご冥福をお祈りいたします」と話されました。
大滝詠一さんが作り出す曲調は、私の個人的な意見ですが、何というか浜辺のゆったりとした穏やかな雰囲気と波の音、まぶしい日差し、心地よい空間、そのようなものが一度に広がってくるような印象があります。
時代を超えた「洗練されたメロディー」と表現される時期もありました。非常に温かく、癒される曲調だと思います。
ドラマの主題歌にもなった「幸せな結末」は本当に名曲ですね。
そんな大滝さんにはもっともっと音楽を制作していって欲しかったのですが、非常に残念です。ご冥福をお祈りいたします。
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